新宿2丁目の輪-うづら編- 新宿二丁目おすすめサイト『２ちょナビ』

特集　CALTURE

JET-★の『うづらちゃん』

ー初体験は？

８歳の頃に近所の高校生に工事現場で
エロ本を読まされ、そのエロ本を舐めさせられました。
その後に、このエロ本が舐められるなら俺のも舐められるだろなんて無茶難題をきっかけにしたのが僕の男初体験でした。
２回目の時、相手の家にお呼ばれされ、同じ事をしていたら
相手の親が急に入ってきてバレてしまい
残念な事に、３度目はありませんでした。
これが僕の初体験です。

ーその体験はトラウマにならなかった？

いいえ。
その時に、世の中にこういうものがあるんだなと知り、それ以降も、学校のクラスメイトに同じ事を教えていきました。
ちなみに、小２から中３までは少なくともクラスメイトの男子生徒４人くらいは
学校内や相手の家、公園、川等で同じような遊びをし続けたから計算すると、少なくとも３２人は僕と遊んだ事になります。
それでも同じ同級生は、僕以外のゲイを知らないので
今思い返すと幼児期のその体験が
僕をゲイにしたのではなく
元々、生まれつきゲイだったのだと思います。

ーなるほど、自分や相手の両親、PTAにはバレなかったの？

そこはぬかりなくやってたつもりですが、
１度、自分の兄貴の友達に手を出したときに
後日、兄貴のいる目の前で『この前、お前の弟にち●こしゃぶられたよ』て
堂々と暴露された経験があり、それ以外は思い当たる節はありません。
そのような事が中学を卒業するまで続きました。

ー中学を卒業した後はどうしたの？

親のすすめで行きたくもない工業高校に入学しました。
工業高校だけに、クラスの９８％は男子生徒ばかりで
最初はドキドキしてたのですが、会話の中心と言えば
バイク、車、女と全く興味の無い事ばかりで
それでも自分もそれが好きだと言わざるを得ない状況が続きつらい思いをしました。
その時、手に入れた携帯電話で知り合った人に新宿二丁目を教えてもらい、高校内で友達は作らず二丁目で友達を作っていました。
新宿二丁目なら、自分がゲイであるという事を隠す必要もなく居られたのと
元々、年上の方がタイプなので
学校で同級生に手を出すという危険を犯すことはなくなりました。

ー高校生のときから二丁目に通っていたの？

はい、通っていました。
はじめのころは週末だけ二丁目に出て友達と遊んだり、路上でたちんぼしたり
お小遣いを稼いでいたりもしました。
次第に友達が飲み屋で店子をはじめたりして自分も同じようにバーの勤務を誘われ
１６歳の時に初めて二丁目で働きだしました。
高校はその時留年が決定してしまい、その当時二丁目にあった八重洲学園という通信制の高校へと編入し
ほぼ毎日バーの勤務という生活が、高校を卒業するまで続きました。

ー高校を卒業した後はどうしたの？

一度バーのアルバイトを辞め、就職をしました。
１年ほど働いた後、そのお金でオーストラリアへワーキングホリデーで
英語を習いに行きました。
帰国後、また学生になりたいと思い夜間の大学へ入学しました。
昼間、フルタイムでアルバイトをした後、そのまま授業を受けるというハードスケジュールでしたが
部活で中学の頃から習っていた剣道も再開し、週末は以前自分が働いていたバーのお手伝いも再開しました。

大学在籍中に自分の働いていたお店がなくなるという事で
バーのアルバイトは終わりましたが、その当時付き合っていた彼氏が
新宿二丁目でお店を複数経営している人だったので、その人の紹介から自分のお店を開くように勧められオープンしたのが『JET-★』です。
当時、２２だった僕は
大学卒業後も就職活動はしていなかったので
二丁目で自分の生活が成り立つならば何も問題はないと思いそのまま働き続け、今に至ります。

ー働いていると色々大変な事ってありませんか？

まず、一緒に働いていたメンバーが辞めていくのはかなりしんどいですね。
あと、自分で経営していると、上手くいっている時は遊ぼうと思えばいくらでも遊べるし
それがいつまでも続くかと錯覚してしまいがちなので
自分に対してムチを打つという当たり前の大変さがあります。
けれど、頑張れば頑張った分だけの
見返りはある街なので、これからもずっと続けていきたいと思います。